西武・高橋光成、米大リーグ挑戦を断念「やっぱり心残りがあるし、西口監督、チームのためにしっかりと投げたい」
西武・高橋光成投手(27)が30日、今オフはポスティングシステムを使っての米大リーグ移籍を断念し、残留を決めたことを明らかにした。来季は西口文也新監督(52)の下で再起を期す。 【写真】高橋光成はメジャー級ボディーを作るために筋力トレにも余念がない 「やっぱり心残りがあるし、西口監督、チームのためにしっかりと投げたい。監督の現役時代の背番号(13)を付けさせてもらっているし、思い入れは強い」 4年連続の2桁勝利を目指した今季は15試合に登板して勝ち星なしの11連敗を喫した。この日、埼玉・所沢市の球団施設で始まった秋季キャンプは、レギュラーシーズン最終登板で痛めた左脇腹のリハビリのため、個別メニューで調整。「順調にきている」と、11月にはブルペンでの投球を再開できる見通しだ。 最下位に沈んだチームでは、今井が2年連続で10勝を挙げて最多奪三振のタイトルを獲得。新人の武内も10勝をマークし「すごく刺激になった」と高橋は言う。復活をかけるエースは「僕は中心となってやらなきゃいけない立場。来年は結果を出したい」と言葉に力を込めた。(石井孝尚)