舞妓が被災地支援呼びかけ 京都、石川出身の2人も
京都五花街の舞妓10人が10日、京都市中心部の繁華街に立ち、能登半島地震の被災地を支援する義援金を募った。石川県出身の舞妓2人も加わり「募金、おたのもうします」と協力を呼びかけた。道行く買い物客らが応じると笑顔を返していた。義援金は日本赤十字社を通じて被災地に届けるという。 小松市出身で祇園甲部の紗友美さん(20)と、金沢市出身で先斗町のもみ智さん(17)も参加。2人とも正月は帰省しており大きな揺れに驚いたが、家族らは無事だったという。 紗友美さんは「少しでも力になれればと思い参加した」と話した。もみ智さんも「石川県の皆さんは家族のような存在。早く笑顔になってほしい」と願った。