チェーン大手の知恵イン? 1.905mm間隔、世界最小でギネス
産業用チェーン大手・椿本チエイン(大阪)の開発したローラーチェーンが、ギネス世界記録に認定された。市販品では世界一小さいという。 【写真】ギネス世界記録に登録された、椿本チエインの超小型ローラーチェーン=2024年11月1日午後1時37分、大阪市北区中之島3丁目、渡辺七海撮影 チェーンを構成する部品は世界最小となる1.905ミリ間隔で連結されている。ステンレス製で、産業用ロボットや医療機器などでの使用を見込む。 超小型のため、組み立て装置も一から製造するなど、知恵をしぼった。「持てる技術を惜しみなく注ぎました」。これぞ知恵インということか。(渡辺七海)
朝日新聞社