【卓球】銅メダル・早田ひな“左右差”が一目瞭然、鍛え上げられた左腕 パワフルなプレーの秘密
◇パリオリンピック2024 卓球 女子シングルス3位決定戦(大会9日目=日本時間3日、パリ南アリーナ) 卓球女子シングルスの3位決定戦に登場した早田ひな選手は、韓国のシン ユビン選手と対戦。4-2で勝利し、見事銅メダルを獲得しました。 勝利をつかんだパワフルなプレーは驚異的な“左右差”が見られるほどに鍛え上げられた左腕から生まれました。
肘を曲げたときに筋肉が隆起しているのが分かります。 右腕と比較しても、太さや筋肉の付き方の違いは一目瞭然。
腕や手首を振るために重要な筋肉が発達しました。 そのほかに特長としてあげられるのが、手首の柔らかさ。
腕の筋肉と、手首の柔らかさで、ボールに、より強い回転をかけることができ、鋭いショットを可能にしているといいます。
■大舞台でまさか…「注射を打ってもらって」
女子シングルス準決勝では中国の孫穎莎選手と対戦しましたが、4-0でストレート負け。左腕に巻かれた痛々しいテーピングが注目されました。 その後の3位決定戦には勝利すると、左腕について「おとといの試合(準々決勝)で腕を痛めてしまって、昨日は現実を全然受け入れられないままプレーしていて、今日も練習の時も同じような感じだったんですけれども、ドクターに注射を打ってもらって、もしかしたらいけるかもっていう感覚まで戻ってきたので、自分を信じて最後まで戦うしかなかったです」と振り返ります。 今大会、日本卓球チームにメダル第1号をもたらした早田選手。金メダルを目指す女子団体は、日本時間5日午後5時のポーランド戦から始まります。
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