アイルトン・セナ没後30年に、伝説の天才レーサーをしのぶ特別企画を実施|AUTOMOBILE COUNCIL 2024
千葉・幕張メッセにて開催中のクラシックカー/コレクターズカーのトレードショー「オートモビルカウンシル2024」。 様々なメーカー、旧車ショップ等々がブースを出展するイベントの様子を紹介していこう。 世界中に愛されたF1レーサー、アイルトン・セナ没後 30 年の特別企画「駆け抜けた天才の記憶」 今回の主催者テーマ展示の一つが、没後30年を迎えたアイルトン・セナの足跡をたどる企画だ。 【画像9枚】セナのキャリアにおける黄金時代を築いたマクラーレン・ホンダの2台のF1マシンなどを展示 1984年のF1デビュー以来、多くの人々の記憶にも、数々の記録にもその名を遺したアイルトン・セナ。 日本においても、1987年に鈴鹿サーキットで初開催された日本GPの開催とホンダの活躍に合わせて人気の高まったF1ブームとともに、「音速の貴公子」と呼ばれたセナは絶大な人気となった。 今から30年前の1994年5月1日、イタリアのイモラ・サーキットで開催されたF1第3戦サンマリノGP、 高速左コーナー「タンブレロ」でクラッシュ、還らぬ人となった。 展示されるのは3台のF1マシンと1台の市販車。 F1マシンは1985年F1デビュー2年目にしてセナに初優勝をもたらした「ロータス・ルノー 97T」、1990年、劇的な幕切れで2度目のF1チャンピンの座についた「マクラーレン・ホンダ MP4/5B 」、そして、セナに最後のワールドタイトルをもたらしたホンダV12エンジン搭載車「マクラーレン・ホンダ MP4/6」。 もう1台は、ホンダNSX タイプR。ホンダ第2期F1のラストイヤーとなった1992年の日本グランプリ終了後、開発中のタイプRにセナが試乗したというエピソードが有名だ。 また、クルマのほか当時のセナが着用していたレーシングスーツとヘルメットも展示。在りし日のセナを偲ぶ展示となっている。
Nosweb 編集部