負傷者続出のアーセナル…アルテタ監督は悲観的にならず「自分たちを哀れむことはない」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、怪我人が多い状況の中でも悲観的でないことを明かしている。『BBC』が伝えている。 アーセナルは今週末、リーグ戦で首位に立つリヴァプールと対戦する。勝利が欲しい一戦だが、現在は怪我人が多く出ている状況だ。9月の代表戦で負傷した主将のマルティン・ウーデゴールの欠場が続いており、今月には代表戦でブカヨ・サカも負傷。加えて、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ第3節シャフタール・ドネツク戦ではリカルド・カラフィオーリも負傷し、前節のボーンマス戦での退場によりウィリアム・サリバも不在と、週末の試合はかなり台所事情が厳しい状況で試合に臨まなければいけない。 この試合に向け、アルテタ監督は記者会見で「自分たちを哀れむことはない」と悲観的になっていないことを明かしている。 「これがサッカーというものだ。もちろん、このような状況は望んでいなかったが、我々は非常に恵まれている。素晴らしい選手たちがいて、素晴らしいチームがあり、素晴らしい姿勢を持っているからだ。困難な状況に直面した時、自分たちを哀れむのではなく、立ち向かうべきだ。我々は自分たちがどれだけ良いチームで、相手にとってどれだけ手強い存在になれるかを知っている。チームにそういった容赦ない精神があることを私は愛している」 また、アルテタ監督は最終ラインの選択について「(守備では)様々な選択肢がある」と主張。続けて、リヴァプール戦に向けた想いを口にしている。 「(サリバとガブリエウ・マガリャンイスの)パートナーシップは非常に安定していたが、解決策を見つけなければならない。バックラインには多くの問題があるが、それに適応しなければならず、汎用性のある選手たちが本当に役立っている。これは重要な試合であり、大きなチャンスだ。エミレーツでのこういった試合を我々は愛している。チームを本当に楽しみにしているよ」