【ベストナイン】下克上日本一のDeNAは山本祐大が7年目初選出「とても光栄」牧&オースティンは次点
セ、パ両リーグは25日、ベストナインを発表。全国の新聞、通信、放送各社に所属し、プロ野球取材経験5年以上の記者投票により選出された。球団別では、パ・リーグを4年ぶりに制したソフトバンクが最多の6人、続いてセ・リーグを4年ぶりに制した巨人とヤクルトから各3人。一方、セ・リーグは広島、パ・リーグは昨年最多5人が選出されたオリックスと、2年連続となる西武の2球団が選出なしとなった。 【写真】【一覧】初選出は13人、ソフトバンクが最多の6選手…2024年セ・パのベストナイン選出選手 下克上で1998年以来26年ぶりの日本一に輝いたDeNAからは捕手部門で山本祐大(26)がプロ7年目で初選出となった。有効票数302の中出251票を獲得。2位の坂倉将吾(広島)に222票差をつけ、文句なしの選出となった。 9月に死球を受け右尺骨の骨折で離脱したが、開幕からレギュラー捕手を務め、出場108試合で打率.291、5本塁打、37打点とチームをけん引した26歳は「ベストナインに選出していただけたことをとても光栄に思いますし、うれしい気持ちでいっぱいです。シーズン終盤にケガをして離脱してしまったので、来シーズンは1年間フル稼働してもう一度このタイトルを獲れるように、そして関わっていただいた全ての方々に感謝して、来年も精進していきたいと思います」と喜びのコメントを発表した。 なお、二塁手部門では牧秀悟が130票で、最多得票の吉川尚輝(巨人)に34票差の次点、一塁手部門ではオースティンが117票を獲得し、岡本和真(巨人)の183票に次ぐ2位だった。 選出選手は以下の通り。 【セ・リーグ】 ◆投 手 菅野 智之(巨人)4年ぶり5度目 ◆捕 手 山本 祐大(DeNA)7年目で初 ◆一塁手 岡本 和真(巨人)10年目で初(三塁手で1回) ◆二塁手 吉川 尚輝(巨人)8年目で初 ◆三塁手 村上 宗隆(ヤクルト)2年ぶり3度目(一塁手で1回) ◆遊撃手 長岡 秀樹(ヤクルト)5年目で初 ◆外野手 サンタナ (ヤクルト)4年目で初 細川 成也(中日)8年目で初 近本 光司(阪神)4年連続4度目