ベテラン御嶽海、宝富士、宇良が4連勝 かど番の霧島は3敗目 琴桜と大の里が3勝目
<大相撲夏場所>◇4日目◇15日◇東京・両国国技館 波乱が続く土俵でベテランの活躍が目立ってきた。 大関経験者で優勝3回の西前頭7枚目、31歳の御嶽海は阿武咲に攻め込まれながら土俵際で逆転の下手投げ。22年春場所以来となる初日から4連勝を飾った。 返り入幕の西前頭16枚目、37歳の宝富士は友風をはたき込み。幕内では17年春場所で5連勝して以来の初日から4連勝とした。 相撲巧者の西前頭4枚目、31歳の宇良は翠富士を押し出し、負けなしの4連勝と好スタートを決めた。 上位陣はかど番の大関霧島が大栄翔に押し出されて3敗目を喫した。 大関琴桜は豪ノ山に攻め込まれた土俵際で逆転の上手投げで3勝目。大関豊昇龍は平戸海を寄り倒して2勝2敗の五分に戻した。 新小結大の里は関脇若元春に攻め込まれたが土俵際、逆転の突き落としで3勝目をあげた。