【衆院選特集・静岡6区】 前職2人と新人による三つどもえの選挙戦 伊豆半島がポイントか?
選挙戦初日、沼津市のスルガ銀行本店(ほんてん)前で声を上げたれいわ新選組の冨谷皐介(とみたに・こうすけ)さん。 ●冨谷氏演説: 「なぜここでやらせていただくのか。国として、行政として、しっかりと金融詐欺の被害者を助ける。詐欺の被害が二度と起こらないような環境を作らないといけない」 将来不安からシェアハウスに投資したものの、スルガ銀行の不正融資によって億を超える借金を背負った冨谷さん。自民党政治が経済停滞を招き、国民の不安を生んだと批判します。 ●冨谷氏演説: 「皆さんどうか私たちの生活、自民党政治が続くと消費税が上がり、ますます冷え込みます。冷え込むどころか凍り付いてしまいます。自民党に投票していた私もおかしいと気づいた」 冨谷さんにとって初めての選挙戦。不正融資の被害者らが県外からも駆け付け、ボランティアスタッフとして手伝っています。 支援者からは「トムさん」の愛称で呼ばれ、落下傘と自称する知名度不足を補うため、SNSでの発信にも力を入れます。 ●冨谷氏: 「自民党政治に怒りを感じている国民の皆様、これが一定数いると思うんですよね。立憲に対しても不平不満というのはありますので、その票もしっかりいただきたいと思っています。必ず勝ちます。ジャイアントキリング、冨谷皐介です」 火花を散らす前職2人に新人が加わり、三つ巴の戦いとなった静岡6区。衆院選の投開票日は27日です。