【10月28日のおむすび】第21話 1995年、神戸で大震災に遭遇したあの頃 海辺で記憶をたどる結
【先週のあらすじ】 東京から結(橋本環奈)の姉・歩(仲里依紗)が突然帰宅。歩はギャルたちに「ハギャレン」て超ダサいからつぶしちゃいなよと言う。怒った結は、皆の大切な場所をなくしちゃダメ、ギャルはダサくないとイベントで証明しようと声を掛ける。ギャルに成りきった結はメンバーとパラパラショーに出演。皆と笑顔で踊る中、ギャルって楽しい!と思うように。 ◆ ◆ 糸島フェスティバルが終わって海辺でたたずんでいた結は、翔也(佐野勇斗)からよく寂しそうな顔をしているのはなぜかと聞かれ、たぶん9年前のあの日、1995年1月17日からだと答え、幼い頃を思い出す。6才の時、結は神戸に住むセーラームーンが大好きな少女だったが、阪神・淡路大震災で被災してしまう。 朝ドラ111作目の「おむすび」は、平成元年生まれの米田結が、ギャル文化と出会い、やがて栄養士として人の心と未来を結んでいく、平成青春グラフィティ。自然豊かな福岡県の糸島で育ち、どんなものでもおいしそうに食べるヒロイン・結を演じるのは、NHKドラマ初出演となる橋本環奈。脚本は、NHKドラマ「正直不動産」など数々のヒットドラマや映画を世に送り出してきた、根本ノンジによるオリジナルストーリー。