【RIZIN】豪華王者対談!井上直樹&伊澤星花が語る名古屋の注目カード、ベルトの保管、そして大みそか大会
■2人の王者の注目カードは、ともに過去に対戦した選手の試合
――ともにチャンピオンのお二人ですが、交流はあるのでしょうか? 【井上】会場で会ったら、軽くあいさつするくらいですね。 【伊澤】でも自分はずっと井上選手の試合を見ていて、すごい動きをするからいずれチャンピオンになるってずっと思っていました。 【井上】いえいえ、伊澤星花さんなんてパーフェクトじゃないですか(笑)。負け無しですよね? ――RIZINのパウンド・フォー・パウンドでも、よく名前が出てきますから。お二人は同い年ですが、プロになったのは井上選手のほうが早いですね。 【井上】自分は高校生の時にはもうDEEPに出ていました。 【伊澤】私は高校生の時はひたすら柔道をやっていて、格闘技を知らなくて。大学生になって初めてRIZINを見るようになって、自分が総合格闘技を始めるくらいの時期に井上選手がUFC からRIZINに来て「この選手、めっちゃ強い」って思ったのが印象に残っています。 ――17日に行われる『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』の前夜祭にゲストとして参加されたお二人に、注目カードをお伺いしたいと思います。 【井上】僕は柴田“MONKEY”有哉選手vs.ヒロヤ選手です。8年前に自分も柴田選手とDEEPで対戦したことがあって、柴田選手は当時タイトル戦線にいて自分が負けるって言われていた試合だったのですが、そこで一本勝ちすることができて、一つの壁を超えたと感じることができました。柴田選手はテイクダウンがすごく上手で、自分も知らないうちに倒されていたくらい組みも強いですから、そこに注目して見たいと思います。 【伊澤】私は唯一の女子の試合の浜崎朱加選手vs.シン・ユリ選手です。浜崎選手と2回対戦していますが、怪我明けで久しぶりの試合ということで、どう変わっているのかにすごく注目しています。タイトルも狙っているでしょうし、ここからどう上がってくるのか、もっと強くなっているのか。シン・ユリ選手も前回のRENA選手との試合は負けてしまいましたが、ブランクがあってあまり練習ができていない状況であれだけの試合ができたので、すごくポテンシャルの高い選手だと思います。RENA選手とは打撃戦でしたが、今回は浜崎選手の寝技に対応できるのか、そこにも注目したいです。 ――勝った選手といずれ戦うかも、ということも意識されますか? 【伊澤】その可能性もあると思っています。