【定年後の信用】年金生活の「66歳」です。今から「クレジットカード」を作ることはできますか?
年金をもらって生活している方や、高齢の親を持つ方のなかには「シニア世代でもクレジットカードを作れるだろうか」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、年金生活の66歳を例に、クレジットカードを申し込む条件や、おすすめのクレジットカードについて解説します。 ▼年金が「月10万円」で老後が不安…持ち家で「貯金」と「退職金」があれば大丈夫? 生活費を試算
退職後のシニア世代もクレジットカードの申し込みができる
結論からいうと、退職後のシニア世代でも条件に合致していれば、クレジットカードの申し込みが可能です。 シニア世代の方が該当しやすい条件として、年齢や収入に関する事項が挙げられます。年齢に関する事項において「65歳まで」といった年齢制限が設けられていない場合は、条件がクリアできるため、クレジットカードの申し込みが可能です。さらに、年齢の上限に決まりのないクレジットカードは、何歳まででも所有し続けられます。 収入に関する事項は、年金をもらって生活している方や、パート・アルバイトとして収入を得ている方でも、条件をクリアできる場合があります。 ただし、あくまでも条件は申し込みができることを意味しており、クレジットカードを発行してもらうには審査に通らなくてはなりません。この審査基準に通れば、シニア世代でもクレジットカードを登録できます。
シニア世代におすすめのクレジットカードのタイプとは?
前述通り、条件次第ではシニア世代の方もクレジットカードを申し込めますが、どのようなカードのタイプを選ぶとよいか分からない方もいらっしゃるかもしれません。この章では、シニア世代におすすめのクレジットカードのタイプをご紹介します。 ■セキュリティー性の高いナンバーレスカード クレジットカードの便利さを理解しつつも、所有することに対してセキュリティーの面から不安に感じる方もいるでしょう。そのような方には、セキュリティー性が高く、安全に利用できる「ナンバーレスカード」がおすすめです。 従来のクレジットカードには、カード番号や有効期限などが記載されており、お店で使用する際の安全性に欠ける形となっていました。しかし近年、カード番号や有効期限などをクレジットカードに記載しないナンバーレス化が進んでいます。 店頭で買い物をする際にクレジットカードをよく利用するような方は、こういったナンバーレスカードを検討するのもよいでしょう。 ■保険機能をオプションで付けられるクレジットカード 保険機能をオプションで付けられるクレジットカードもおすすめです。 特に便利な保険として、旅行中に発生したトラブルに備えられる「旅行傷害保険」が挙げられます。旅行傷害保険は、 旅行中の病気やけがに対し補償を受けられる保険のことです。病気やけがのリスクが高まるシニア世代の方は、傷害保険の付いたクレジットカードを所有することで、安心して旅行を楽しめるでしょう。 ただし、発行するクレジットカードの種類によって補償内容が異なり、国内のみ・海外のみといった制限が設けられていることもあるため、よく確認しておきましょう。
条件を確認してクレジットカードを申し込もう
条件に年齢制限がないクレジットカードであれば、年金受給者でも申し込みが可能です。また収入に関しては、年金受給者やパート・アルバイトをしている方も、申し込みの対象者となります。 おすすめのクレジットカードは、安全性の高い「ナンバーレスカード」や、保険機能をオプションで付けられるクレジットカードなどが挙げられます。使用用途やセキュリティーの高さなどを考慮して、自分に適したクレジットカードを作りましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部