レトロデザインがカッコいい! 人気の単気筒バイク ホンダ「GB350」シリーズに新色が登場 販売店での反響とは
GB350シリーズ それぞれのタイプの特徴とは
2024年10月にホンダ「GB350」のクラシカルな新タイプ「GB350 C」が発売され、注目を集めています。 【画像】伝統的スタイルがカッコいい!ホンダ「CB350」シリーズを見る(18枚)
GB350は2021年4月のデビューと同時に新設計された348ccの空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。最高出力は20psと控えめながら、不快な振動がなく心地いい鼓動感を体感できます。 デザインはオーセンティックですが、装備は現代式。前後ディスクブレーキにABSを装備するほか、アシストスリッパークラッチを採用しており、ストレスフリーのライディングを実現しています。 これらに加えて価格もリーズナブルだったため、デビュー以来人気に。2022年には126cc以上のクラスで最量販バイクとなっています。 タイプはスタンダードなGB350のほかに、より積極的に走りを楽しみたい人向けの「GB350 S」も設定。こちらはハンドル位置が低いほか、後輪に17インチのラジアルタイヤを装備しており、スポーティな走り味を具現しています。 そんなGB350に新たに追加されたタイプがGB350 Cです。 その開発コンセプトは「The Standard Classical Motorcycle」で、よりクラシカルで重厚な印象を想起させるデザインを施したロードスポーツモデルとなりました。 スタイリングはロー&ワイドを強調したものに。カバーに重厚感を持たせたフロント部からリアにかけてなだらかに傾斜したプロポーションとなっています。 さらに前後のフェンダーは大型化されています。またライトにもメッキ加飾が施された大きいカバーや空冷フィンが刻まれた直立するシリンダーが1950~1960年代のクラシックバイクを想起させます。 また、カバーが設けられたリアサスペンションや、サイドにバッグを固定した際に巻き込みを防止するガードなど、昔のバイクに用いられていた手法も採用。クラシカルな雰囲気と機能性を両立させています。 マフラーも独特な水平基調のデザインで、エンド部分は“キャブトン”と呼ばれる特殊形状に。表面のメッキ処理もあってクラシックバイクのような仕上がりになっています。 「GB350」シリーズの魅力のひとつである歯切れのいい排気音を、さらに楽しむことができそうです。 カラーリングは、カジュアルで親しみやすさを感じさせる「プコブルー」と重厚感と高級感を表現した「ガンメタルブラックメタリック」の2色です。