【ハイライト動画あり】関西王者・京都産業大学が高い決定力!立命館大学も80分ファイト。2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ
チャンスをモノにできるか。 【ハイライト動画】京都産業大学 vs. 立命館大学
10月20日(日)、静岡・エコパスタジアムで行われた2024ムロオ関西大学ラグビーAリーグ、3勝(勝点15)の京都産業大学と3敗(勝点1)の立命館大学は、その差がスコアに表れたようだった。
立命大は開始早々に相手陣でアタック。しかし順目の3フェーズ目で圧力を受けてターンオーバーを許す。
さらに開始2分のファーストスクラムで、京産大にペナルティを奪われ(コラプシング)、最初のチャンスを失ってしまう。
しかし立命大は、モールの攻守に秀でる。自陣22mに下がった立命大だが、全国屈指の強力FWを誇る京産大のモールを止めてみせた。
が、この日は自陣で多発したペナルティ(ノット・ロールアウェイ等)が痛かった。止めてもペナルティで相手攻撃が続き、モール起点でHO李淳弘にショートサイドを急襲されて先制トライ(前半6分)を浴びた。
逆に京産大は決定力が光った。
決定力を左右するのは、プレッシャー下でのプラン遂行力だろう。立命大の的確タックルを受けながらも、フィジカルバトルでじわり前進できる京産大は、基本プレーを着実に重ねてプレー精度を保った。
そしてこの日2本目のスクラム・ペナルティを奪った京産大は前半15分、WTB小林修市が2トライ目を奪取。
チャンスで獲りきると京産大と、獲りきれない立命大。さらにモールでも1トライ(前半23分)を重ねた京産大が21-0とリードを広げる。
立命大、大きなチャンスは前半26分。
敵陣コーナーに入り、敵陣ゴール前ラインアウトの得点機。ボール確保からモールを組み上げて前進。バックスも入って総力戦でのモール勝負となったが、ここは京産大FWが止めきり、チーム初トライはならなかった。
京産大はLOソロモネ・フナキ を表(キャリアー)と裏(おとり)で使い分けるなどし、立命大DFを攪乱していく。