エンジェルスが元ドジャースのゴンサレスと契約合意したと複数の米メディア報じた。(C)Getty Images

　ロサンゼルス・エンジェルスが救援左腕と契約した。複数の米メディアは現地12月13日、元ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・ヤンキースのビクトル・ゴンサレスとマイナー契約を結んだと報じた。 【動画】ジャッジ、ソトが呆然とした大谷翔平の特大アーチ 　この話題にエンジェルス専門メディア『Halo Hangout』も反応。「ブルペンの補強が必要なチームにゴンサレスが加入した。来シーズンに貢献できるかもしれない。ゴンサレスのような選手に賭けるのは、賢い選択だ」と伝えている。 　29歳のゴンサレスは、2012年に国際FAとしてドジャースと契約。マイナーリーグで経験を積んで20年にMLBロースターに昇格すると、レギュラーシーズンの15試合（20回１／３イニング）に登板して３勝、防御率1.33、23奪三振と好成績を残した。 　 　ポストシーズンでも計８試合に登板して、防御率2.70を記録。ワールドシリーズ優勝を決めた第６戦では勝利投手となっている。「シンカー、チェンジアップ、スライダーを操る左腕の加入は、エンジェルスにとって悪くない」と同メディアは満足している。 　24年シーズンに球団ワースト記録の99敗を喫したエンジェルスは、今オフに数々の補強をまとめあげている。菊池雄星、カイル・ヘンドリクスといった投手陣のほか、トラビス・ダーノー捕手、内野手のケビン・ニューマン、ライアン・ノダ、外野手のホルヘ・ソレアらと契約して25年の躍進を狙っている。 構成●THE DIGEST編集部