プロのスタントマンが自転車の交通事故を再現し、事故の衝撃や怖さを伝える交通安全教室が6日、三重県四日市市の中学校で開かれました。 　JAみえきたなどが開いたもので、四日市市立西朝明中学校の1・2年生約200人が参加しました。 　西朝明中学校は全校生徒が徒歩通学で、自転車に慣れていない生徒も多いことから、教室では道路交通法の改正により11月から罰則が強化されたスマートフォンを見ながら自転車に乗る「ながらスマホ」運転などの危険性が紹介されました。 　スタントマンが自転車の飛び出しによる交通事故や、大型車両の内輪差による巻き込み事故など、過去に発生した死亡事故を再現しました。 　2年の石川乃絵さんは「自転車に乗る時は左右や車を確認して交通ルールやマナーを守って行動したい」と話していました。 　三重県内では今年に入ってから5日までに、自転車が絡む交通事故で267人がケガをし、高校生1人を含む2人が死亡しました。