個人タクシー運転手の善意が警察沙汰に… まさかの事態に「ほんとに世知辛い」
「見ると幸せになれる」と有名なタクシー
普段から、シーサーがあしらわれたラッピングタクシーで営業をしている@donraku2さん。横浜市鶴見区を盛り上げるための活動で、地元では「見ると幸せになれるタクシー」と評判なんだとか。 今回話題になったシールは車体のラッピングと同一デザインで作ったもので、鶴見区のPRのために販売、配布を行っているもの。そんなPR活動の一環だったものが、今回の通報につながってしまったんですね。 @donraku2さんに鶴見区の地域振興のタクシーを始めた経緯を伺うと、「鶴見は工業地帯で冷たいイメージを持たれがちですが、 本当は人と人との繋がりがあたたかく 歴史も文化もある街だとアピールしたいという思いがありました」と話してくれました。 警察から連絡が来たときの心境については、「普段からイベントやご乗車時に販売配布し、子供らが手を振ってくれており、ご好評だったので そのノリで渡していて、まさか警察から連絡!? と驚きました」とのこと。 今回警察沙汰になり、さまざまな意見が届いたことを受けて、「これからは勘違いされるような軽率な行為は二度と致しません」とコメント。 取材の最後、横浜市鶴見区の魅力についても伺うと、「工業地帯であると同時に 歴史や文化も多く人と人との繋がりがあたたかく イベントやお祭りなども多く活気溢れる良い街です」と話してくれた@donraku2さんでした。
横浜市の市内総生産(名目)は14兆6453億円
横浜市鶴見区のタクシーが話題となったことに関連し、ここからは横浜市について紹介します。 神奈川県東部に位置する横浜市は、神奈川県の県庁所在地で、18の行政区を持つ政令指定都市です。435.95平方キロメートルの土地に約375万人(2024年1月1日時点)が暮らしており、日本で一番人口が多い市でもあります。 そんな横浜市の経済面を見てみると、2021年の市内総生産(名目)は14兆6453億円。これは神奈川県の県内総生産35兆2878億円の41.5%にあたります。 名目経済成長率は3年ぶりのプラス成長で3.3%、市民所得は12兆6551億円で、一人当たり市民所得334万7000円でした。 いかがだったでしょうか。今回は、Xで話題になっている横浜市鶴見区の名物タクシーについて紹介しました。
参考資料
・@donraku2 ・横浜市「横浜市の主な指標」 ・横浜市「横浜市の概要」 ・横浜市「市民経済計算」
小野田 裕太