2月にパパになった小島よしおさん「忙しくても、休みを増やして家族と一緒にいたい」奧さんの負担を減らすべく、お風呂も読み聞かせも積極的にやる!
やっぱり子育て中は女性のほうが大変だから…
― 全国あちこちのステージに出演され、テレビ出演などもある中で、お子さんと関わる時間も大事にされているんですね。 子どもが生まれてから、泊まりの仕事を減らしてもらったんです。今は月に3日くらいです。少し遠くても、できるだけ日帰りにしています。大阪で2日仕事があっても、泊らずに初日の夜に帰ってきて翌朝また出かけるようにしているんですよ。奥さんをできるだけワンオペにしないようにって思っているんです。 子どものいる人の話を聞いてみると、「産後、奥さんだけが大変だといううらみ話」みたいなのもよく出てきます。だから、「最初の4カ月は寄り添わないと」という話も聞けば、「1年」「3年」といろんな意見がありました。うちは奥さんのおじいちゃん、おばあちゃんを頼れる環境じゃないので、僕がいないとひとりになっちゃいますから。できるだけ一緒にいられるようにしようと思っているんです。 やっぱり子育て中は女性のほうが大変ですよ。知り合いの男性に「夜泣きってどうでしたか?」と聞くと「うちは夜泣きしなかったからなぁ」と答えたんですが、奥さんが横で「あなたが夜中ぐっすり寝ていて気がつかなかっただけよ」って(笑)。男はどうしても鈍感ですよね。夫婦ふたりにとって悔いのないように、僕もしっかり子育てしたいと思っています。
休みを倍増。家族と一緒の時間を大切に
― 子育てパパの鏡のようです! 年齢的なこともあるかもしれませんね。うちは妊活して数年経って子どもを授かりまして、僕は今43歳です。もしこれが20代だったら、子育て中だろうと「飲みに行きたい!」ってなったのかもしれませんし。年齢や、今の環境などがそういう考えにさせているのかなと思います。 ― 忙しい中、子育ての時間をどうやって確保しているんですか? 事務所に仕事の休みのを申請しました。決まった休みはあるんですが、それだと足りないので「ほぼ倍にしてくれ」って伝えました。 もともと「家族との時間を大事にしたい」って考えはありましたが、子どもが生まれてからますますそう思うようになりました。これまでがむしゃらに働いてきましたが、子どもが小さいときには、そのときにしか作れない思い出を一緒に作りたい。お金は60歳でも稼げるかもしれないけれど、時間は戻せないですからね。 人生設計って、自分が健康だという前提で計画するじゃないですか。でも、僕はこの間、足の指を骨折したし、マネージャーも緊急入院していました。このあとだって病気をしないとは限らないし、「家族と今できること、今年できることを増やしていかないと」って思っています。 今年は『情熱大陸』に出演させてもらった影響もあり、おかげさまで仕事のオファーをすごくたくさんいただいていて、本当にありがたいことですが、「今は家族を優先したいんだ」ってマネージャーには相談しました。 というのも、子どもとの時間だけの話ではなくて、奧さんとの関係性を大事にしたいと思うんですよ。空いている時間に僕が美容院に行ったら、「うらやましい」って言われて。そうですよね、小さい子がいるとお母さんは美容院に行く暇がないです。それくらいいいじゃないかと反射的には思ってしまいましたが、今は反省しています。なのでベビーシッターさんや区の一時預かりの事などを一緒に調べて利用しようと画策中です。僕がいろいろ育児をやるといっても、基本的に仕事をしている時間が長いので、やっぱり奧さんが8割くらいやるわけじゃないですか。家にいるときくらいはやらないと、と思っています。