なんとフルリモートで最大時給3,500円!独自の有給インターン制度で「新卒」を集めた企業が取り入れた3つのこと
「学生にメリットのある業務体系」で“就活生に選ばれる企業”へ
『マイナビ 2025年卒大学生広報活動開始前調査』(※4)によると、25年卒のインターンシップ・仕事体験の参加率は85.7%。これはここ数年、インターンシップへの参加率は80%以上という高水準を維持しており、インターンや仕事体験への参加は学生にとって当然のものになっていることがわかります。 文部科学省の調査(※5)では、長期インターンシップに対して、入社後の定着やパフォーマンス、内定辞退率に好影響を及ぼす効果があると分析しています。同調査の『学生に対するアンケート調査結果』によると、インターン先の企業から内定をもらった割合は約42%であり、そのうちの約77%が実際に入社しました。 現在、長期有給インターンを実施する企業の多くは首都圏です。当社に入社した元インターン生からも「地方だとインターンシップの募集が少なかった」という声が聞かれました。地方の学生にもチャンスのある形態で実施すれば、他社に先行して優秀な学生を獲得する機会を増やせるでしょう。リモート勤務を見込んで募集したり、地方企業が長期有給インターンを開催したりなどです。 インターンシップの期間が長期となるほど、キャリアプランや目標の明確化、自分の適正の理解等に価値を感じている学生が多くなっています。長期有給インターンで「選ばれる企業」となるためには、会社都合の業務に取り組ませるのではなく、学生が求めている経験に沿った業務体系を作ることが必要です。 (※4)マイナビ 2025年卒大学生広報活動開始前調査(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20240222_70531/) (※5)文部科学省『学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会 企業に対するヒアリング調査結果』(https://www.mext.go.jp/content/20201209-mxt_gakushi01-000011520_04.pdf) 青山 裕一 株式会社ガーディアン 代表取締役社長
青山 裕一