ニュースのせいで鬱になる...「ドゥームスクローリング」の危険性と「やめる方法」
タイマーを設置、アプリを削除、医療のプロを頼る
時事問題のチェックにどれほど時間を費やしているか、意識することも重要だ。ついスクロールを続けてしまうなら、タイマーを設定するのも1つの方法。スマホを使うときは、やろうとしていたことだけをやるようにしよう。 こうした対策を難しいと感じるなら、ニュースやソーシャルメディアのアプリを削除したり、Wi-Fiルーターの電源をオフにすべきだ。スマートフォンの利用限度を定める助けになる。 ドゥームスクローリングの悪循環を避けるには、テレビや携帯端末、コンピューターを完全に遠ざけるデジタルデトックスも格好の手段になる。 最大限の効果があるのは長期間のデトックスだが、簡単に実行できるとは限らない。1日に数時間でいい。スマホを置いて散歩をしたり友人に会ったり、読書をしてリラックスすれば、デジタル機器との関係により意識的になれる。 どんなに頑張ってもドゥームスクローリングの習慣を断ち切れず、メンタルヘルスや生活の質(QOL)が影響を受けているなら、医療のプロの力を借りてほしい。 ナビット・シェクター(認知行動療法セラピスト)