【カメリポ】クリスマスケーキは成長のあかし 専門学生たちが挑んだコンテストに密着 福岡
残り時間は10分。ケーキの装飾も終盤です。工藤さんは、クリスマスリースの飾りをつなぐホワイトチョコのリングを手にしました。 ■友人 「ここら辺にあるんだったら、斜めになりそうやけど。」 リングをのせると球体のチョコがバランスを崩し、ケーキから落ちるリスクが出てきました。 ■工藤さん 「危なくない?」 ■友人 「うん、やめとこう。」 ■工藤さん 「とりあえず、これで完成かなと。思ってたものと全然違うのができちゃっている。」 コンテスト開始からおよそ2時間。思い描いていた装飾にはなりませんでしたが、クリスマスの楽しさを感じさせるケーキが完成しました。
会場には、2年生49人分の個性が詰まったクリスマスケーキが並びます。 工藤さんは49人中、5位でした。
3歳の頃から工藤さんのそばにいる、幼なじみの矢野愛花さん(20)の姿が、ケーキの展示会場にありました。 ■矢野愛花さん 「おいしそう。(1年生の頃と比べて)飾り付けが上手になりました。」 ■工藤さん 「ちょっと先生に助けてもらった。」 ■矢野さん 「すごくうまい。成長を感じます。」
■工藤さん 「(ケーキを)見た時にも幸せになってもらいたいし、食べた時にも、ああ幸せだなと思ってもらえるケーキを作りたいと思っています。」 来年春からは福岡の菓子メーカーに就職する工藤さん。これからはそばにいる人だけでなく、多くの人を笑顔にするケーキを作ります。 ※FBS福岡放送めんたいワイド2024年12月20日午後5時すぎ放送