衰弱した夫、放置死 容疑で妻を逮捕 茨城県警筑西署
茨城県筑西市で9月に見つかった男性の変死体について、県警筑西署と県警捜査1課は9日、保護責任者遺棄致死の疑いで、男性の妻で同所、無職、女(71)を逮捕した。同署によると、容疑を否認している。 逮捕容疑は同月15日午後4時半ごろ、自宅寝室で夫の男性=当時(72)=が何らかの原因で左あごなどから出血し、畳の上に横たわり衰弱しているのを見つけたものの、翌16日午前1時50分ごろに親族を通じて119番通報するまで放置し、外傷性ショックで死亡させた疑い。 同署によると、男性には左あごなどの出血のほか全身にあざがあり、同署などで原因を調べている。女は男性と2人暮らしだった。
茨城新聞社