【巨人】主砲・岡本和真の20号3ランで首位・広島に逆転勝利 ゲーム差を『1』に戻す
◇プロ野球セ・リーグ 巨人4-1広島(21日、東京ドーム) 逆転優勝へ負けられない2位巨人が主砲・岡本和真選手の一発で逆転勝利を飾りました。 【画像】反撃ののろし上げる今季19号を放つ岡本和真 カード2戦目の先発マウンドにあがったのは今季5勝を挙げているグリフィン投手。13日以来のスタメンマスクをかぶった岸田選手とバッテリーを組むと、初回は死球を与えながら無失点の立ち上がりを見せます。2回には広島先頭の小園海斗選手にこの試合初ヒットを許しますが、続く6番・菊池涼介選手の打席で両リーグトップの盗塁阻止率.500を記録している岸田選手が持ち味の肩で盗塁を阻止します。 ピンチを脱したグリフィン投手は、4回に2本のヒットとバントで1アウト2、3塁のピンチを招きますが、巨人は内野を前進させバックホームシフトを取ると、打席の菊池選手の打球はショートゴロ。作戦が功を奏し、ホームでアウトを奪い点を与えません。 しかし、打線も6回まで広島先発・床田寛樹選手に無得点に抑え込まれると、7回に広島・坂倉将吾選手に9号ソロを打たれ先制をゆるしてしまいます。 追いつきたい巨人はその裏、先頭の坂本勇人選手が四球を選び出塁すると、続く門脇誠選手の送りバントで同点のランナーを2塁に進めます。その後2アウトとなり、浅野翔吾選手に打順が回ると、カウント2-1からの4球目、床田投手のツーシームを左中間へはじき返すタイムリー2ベースで試合を振り出しに戻します。 そして1対1の8回、巨人は先頭の吉川尚輝選手が一塁強襲の内野安打で出塁すると、続くモンテス選手はセンターの頭上を超える2塁打で続きます。0アウト2、3塁と一打勝ち越しの場面で打席には4番岡本和真選手。この回からマウンドにあがった広島の2番手・ハーン投手の初球、真ん中への153キロのストレートを振り抜いた打球は打った瞬間確信の一発。相手広島ファンのいるレフトスタンドへ飛び込む20号3ラン。この一発が自身7年連続の20号となった岡本選手。巨人は逆転で広島に勝利し、ゲーム差を「1」に縮めました。