西武・武内夏暉、プロ初完投初完封で1か月半ぶりの8勝目 7回までパーフェクトの快投 8回に西川愛也が値千金の一発で決勝点たたき出す
◆西武1―0ロッテ(16日、ベルーナドーム) 西武は武内夏暉がプロ初完投初完封で今季8勝目を挙げた。自身4連敗中だったドラ1左腕は7回までパーフェクトの快投。8月3日以来、約1カ月半ぶりの白星を手にした。 ■SNS騒然…監督休養の松井稼頭央さんがベルーナドームに【写真】 武内は140キロ台後半の直球にツーシームやカーブ、チェンジアップなどの変化球を交え、ロッテ打線を圧倒。快挙まであと6人として臨んだ8回、22人目の打者となった先頭のソトに左前打を許して夢は断たれた。2死後に四球で一、二塁としたが、代打の藤岡裕大を中飛。2安打を許した9回のピンチも乗り切って3安打で完封した。 武内を援護できない試合が続いていた打線は、ロッテ先発の田中晴也に5回まで3安打無得点。初回1死一、三塁では佐藤龍世が三ゴロ、外崎修汰が空振り三振に倒れた。ロッテが継投に入った6回以降のホームが遠かったが、8回に西川愛也がロッテ3番手の鈴木昭汰から先制の6号ソロを放ち、決勝点をたたき出した。
西日本新聞社