ニューヨークの大手保険会社CEO射殺事件 捜査当局が身柄拘束した男を殺人罪で訴追
ニューヨーク・マンハッタン中心部のホテルの前で大手保険会社のCEO(最高経営責任者)が撃たれて死亡した事件で、捜査当局は重要参考人として身柄を拘束していた男を殺人罪で訴追しました。 4日、マンハッタンで「ユナイテッドヘルスケア」のブライアン・トンプソンCEOが殺害された事件を巡り、捜査当局は9日、銃を不法に所持した疑いでルイジ・マンジオーネ容疑者(26)を拘束しました。 銃撃事件の重要参考人として当局は事件との関連を詳しく調べていましたが、その後、トンプソン氏を殺害した罪などでも訴追しました。 マンジオーネ容疑者は医療よりも利益を優先する保険業界を批判する文書を持っていて、そこにはユナイテッドヘルスケアの名前もあったということです。 当局はマンジオーネ容疑者が1週間以上前からニューヨークに入っていた可能性があるとして、トンプソン氏を計画的に狙った犯行だとみています。
テレビ朝日