展示品 の 最高価格 は「15億円」 解決すべき問題は「ユーザーの 高齢化」 インター ナショナル ボートショー とは、どんな イベントなのか?
テーマは「 あふれる 笑顔・この海で ずっと・・」
来月21日~24日まで、日本最大級 ボートイベント「インターナショナル ボートショー 2024」が、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)と 横浜ベイサイドマリーナ、八景島マリーナ の3 カ所 の リアル会場 と、オンライン会場 の 計4カ所で 開催される。 それに先立ち、今月21日、日本マリン事業協会 が 都内で 記者会見を行った。 このなかで、ジャパンインターナショナル ボートショー 実行委員委員長・竹長 潤氏 が「インターナショナル ボートショー(以下、ボートショー)」に ついての概要と 骨子などについて 語った。
展示品の最高価格は「15億円」
過去の ボートショー来場者数をみると、2019年は 5万5000人、2020年は 新型コロナにより中止、2021年は 横浜ベイサイドマリーナ 1カ所での開催で 入場者の制限下で 1万6000人。 3年ぶりに パシフィコ横浜と 横浜ベイサイドマリーナ で リアル開催となった 昨年は、3万5000人となった。今年の ボートショー 来場者目標は、5万人としている。 リアル会場 215社、オンライン会場 221社の 出展が 現在までに 決まっており、昨年よりも 出展社が増えている。 「展示品の最高価格は、Princess Y85の15億円(横浜ベイサイドマリーナ展示)。このイベントでは、2~300円のものから 15億円のものまで展示している。それも、ボートショーの ひとつの魅力」と、竹長氏が語る。 屋内展示のパシフィコ横浜では、ボートや 水上バイクの展示、マリン製品や 用品の展示・販売、コンセプトブース、ステージイベントなどが 行われる。 30フィート以上の大型ボートや セーリング クルーザー などは、横浜ベイサイドマリーナで 係留展示される。 八景島マリーナでは、体験・学習プログラムが開催され、オンライン会場では、スペシャル動画などを用意している。
マリン業界の 解決すべき問題は「ユーザーの 高齢化」
今年のボートショーは、「次世代の 子どもたち」を 意識しているという。 将来の「ボートレジャーの担い手」となる子供たちに、マリンに親しむ機会を 増やすことも 目的のひとつである。 その理由は「ユーザーの 高齢化」だ。 船の保有隻数は、1995年のピーク時には 44万隻あったのが、今は 21万と 半減以下になっている。 さらに問題なのが、保有している 年齢層である。 水上バイクの保有層は 52~54歳が 最も多く、ボートは 72~74歳が 最も多い。これが 年を追うごとに 高齢化が進むので、先細りは 目に見えている。 「今後、ボートを所持して 楽しんでいる人は すごく減っていき、高齢化が 加速していく」と 竹長氏。そのためにも、これからマリンに来る「新しいファン」を 増やすことが、ボートショーの 重大任務となる。
【関連記事】
- 「 アウトドア バブル 」が 弾けた? 若者が減って、高齢者と女性が増えた、マリンレジャー ! コロナ禍 で 必然的に発生した" マリン・バブル"とは?
- 最新【水上バイク・カタログ 】 2024年 「ヤマハ」 Wave Runner(ウェーブブランナー) 国内 全モデル ラインナップ
- 最新【水上バイク・カタログ 】 2024年「BRP 」SEA-DOO(シードゥ)国内 全モデル ラインナップ
- 【水上バイク・カタログ 】2023年「カワサキ」ジェットスキー 国内 全モデル ラインナップ
- 初めて買う 水上バイク! “ 良い ”「 ショップ 」 の 選び方 ? 店の大きさや、値段の 安さは 関係ない! 特に“ 激 安 店 ”に ご用心