ウィリアム・ビュイックに短期免許交付 11月23日から12月1日まで ジャパンCにはドゥレッツァで参戦「聞いた時はうれしかった」
JRAは20日、ウィリアム・ビュイック(36)に短期免許を交付することを発表した。期間は11月23日(祝・土)から12月1日(日)までの2週間で、身元引受調教師は美浦の木村哲也師、契約馬主は(有)サンデーレーシング。2013年に初来日を果たし、これまでJRA重賞を通算6勝。GⅠは18年マイルCSをステルヴィオで制している。 ビュイックはこの日、美浦トレセンで数頭の調教に騎乗。24日のGⅠジャパンC(東京芝2400メートル)で初コンビを組むドゥレッツァ(牡4・尾関)には騎乗しなかったものの、調教、レース映像を見るなどイメージを膨らませている。 「彼のレースはすべて見たよ。(英インターナショナルSの)2050メートルは距離が短かったと思う。全体のペースもゆっくりで彼にとって最高の展開ではなかった。京都でのレース(菊花賞)では、とても力強いいい走りをしていた。ジャパンCでドゥレッツァに乗れると聞いた時はうれしかった」 昨年のジャパンCは「ロンジンワールドベストレース」に輝いた。GⅠを100勝以上しているビュイックだが、当レースは13年トーセンジョーダン、23年スターズオンアースの3着が最高着順。「ジョッキーとしてのキャリアの中でも、ジャパンC優勝は大きな目標。世界一のレースの一つだし、もちろん勝ちたいと思っています」と意気込んだ。
東スポ競馬編集部