藤井聡太7冠「変幻自在の指し回しで戸惑ってます」かまいたち山内健司と指導対局
将棋の藤井聡太7冠(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が2日、東海テレビ「新春SP 藤井聡太とかまいたち」(午後2時30分)に出演。かまいたちの山内健司(43)、濱家隆一(41)と名古屋市内で初対談した。 【写真】紙とペンを前に顔を伏せて笑う藤井聡太8冠 小学校時代に囲碁将棋クラブの入っていたという山内は芸能界でも屈指の将棋好き。スマートフォンの将棋アプリで1万2000局以上の対局を重ねてきた。 藤井は山内と指導対局を行った。対局前に山内は「これって万が一、勝った場合?」と“ジャブ”を入れて笑わすと、両者は深々と頭を下げ、対局をスタート。山内は飛車を振り「四間飛車」の戦法…。憧れの藤井との対局に、スタッフに「この素材は全部ください。回している全カメラの素材を必ず全部ください」とリクエスト。 対局中に藤井は「最初は四間飛車に振られて、振り飛車党なのかなと思った。その後、袖飛車に振り直されて、いやちょっと変幻自在の指し回しで戸惑ってます」と笑うと、山内は「ふふふ、よくご存じで」と返した。 濱家が「そろそろこのあたりで」と、対局の終了を告げると、山内は「ちょっと、僕的には勝ち筋が見えたところだった」とボケると、濱家は「ウソつけ。一生の思い出やろ」とツッコミを入れた。