【ラグビー】若手を積極起用のエディーHC「世代交代」見据えた選考を強調 29日・マオリABs戦
◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2024 ジャパンXV―マオリ・オールブラックス(2024年6月29日 東京・秩父宮ラグビー場) 日本ラグビー協会は27日、日本代表選手を含むメンバーで臨む29日のジャパンXV―マオリ・オールブラックス第1戦の登録メンバー23人を発表した。キャップ対象外の非テストマッチながら、先発15人の総キャップはわずか52。同日夜に会見に臨んだエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「世代交代、世代改革のようなチーム。W杯メンバーは先発で3人だけだが、1週間かけていい準備をしている。いい試合を秩父宮で展開したいと思う」と抱負を述べた。 今回のジャパンXVは22日にイングランド戦を戦った日本代表の一部と、バックアップメンバーの混成チームとして29人が23日から福岡のジャパンベースで始動。共同主将としてイングランド戦で代表デビューを果たしたばかりのフッカー原田衛(BL東京)を起用するほか、FB矢崎由高(早大)ら現役大学生4人をメンバーに選出。将来の日本代表づくりを見据えたセレクションとなった。 ジョーンズHCも「若手にチャンスを与え、レベルを確認する。マオリ・オールブラックスはテストマッチ(を戦う国代表)以外では世界で一番強いので、ベンチマークをはかる絶好の機会」と説明。オールブラックス経験者を含むスーパーラグビー・パシフィックのレギュラークラスがズラリと顔を揃える相手に苦戦は必至だが、次世代を担う若手の躍動に期待を寄せた。 ▽ジャパンXV登録メンバー <1> 三浦 昌悟(トヨタ) <2>◎原田 衛(BL東京) <3> 為房 慶次朗(東京ベイ) <4> 桑野 詠真(静岡) <5> 小滝 尚弘(神戸) <6> 下川 甲嗣(東京SG) <7> 山本 凱(東京SG) <8> サウマキ・アマナキ(神戸) <9> 小山 大輝(埼玉) <10> 山沢 拓也(埼玉) <11> 根塚 洸雅(東京ベイ) <12> サミソニ・トゥア(浦安) <13> 長田 智希(埼玉) <14> ヴィリアメ・ツイドラキ(トヨタ) <15> 矢崎 由高(早大) <16> 佐藤 健次(早大) <17> 岡部 崇人(横浜) <18> 森山 飛翔(帝京大) <19> サナイラ・ワクァ(花園) <20> 本橋 拓馬(帝京大) <21>◎斎藤 直人 <22> 高本 幹也(東京SG) <23> ニコラス・マクカラン ※◎は共同主将