【阪神】和田豊2軍監督、佐藤輝明は「気持ちを抜かないでやっている」試験導入のピッチクロックにも言及
◆ウエスタン・リーグ 中日6―1阪神(17日・ナゴヤ) 阪神は中日に敗れた。佐藤輝明内野手が2軍降格後、初の実戦に「4番・三塁」で出場し、3打数無安打。4打席に立ち死球、一ゴロ、二ゴロ、二ゴロだった。守備では初回無死一、二塁から三犠打を難なく処理した。 先発・秋山拓巳投手は4回8安打6失点。2番手・鈴木は2回4奪三振を奪う好投を披露した。川原、岩貞も1イニングずつ無失点で抑えた。 なおこの日はピッチクロックが試験的に導入された。今回はイニング先頭打者の初球を除く走者なしの場面のみが対象。投手は捕手からボールを受け取ってから15秒以内に投球動作を開始しなければならず、違反による罰則規定はない。以下は和田2軍監督の一問一答。 ―ピッチクロックが試験導入。投手への影響は。 「これまでも、うちの選手に限っては、タイムオーバーしてるような選手はいなかったんで。実際、測りながらやっても、そこまで気にならなかったんじゃないかな」 ―オーバーしている選手はいないように見えた。 「一人一人見てるわけじゃないから、審判員に聞かないとはっきりはしないんだろうけど。そこまで、ちょっと遅いんちゃうかとか、そういう感じは受けなかったよね」 ―佐藤輝選手は今日から2軍で実戦。 「いや、まあまあこうやって試合をやってく中で上げていくしかないと思うし。バッティングだけじゃないんでね。守備も走塁もとにかくしっかりやりきるっていうね。もう一日一日ね。それの積み重ねだと思うから。今日は結果は出なかったけど、もう最後まで気持ちを抜かないでしっかりやってるんでね。明日以降もまたこれを続けて。かつ結果を出して。状態をよくしていくしかないよ」 ―佐藤輝の姿は監督の目にどう映ったか。 「気持ちはもうこっち(2軍)に来てしっかりやるっていう気持ちでいる中で。打つ方に関しては、ほんとは仕留めないといけないところをファウルにして、狙ってない球を当ててしまったりね。ちょっと今日に関しては内容はそんなに良くなかったけどね。とにかく数多く打席に立って、守備で数多く受けてると、バッティングにもつながってくると思うから。下半身をもう一回鍛え直してね。基本からもう一回っていう気持ちでね。本人もそのつもりで取り組んでるんでね。今日は結果は出なかったけど、日に日に良くなっていってくれたらいいよね」
報知新聞社