【展望】組み合わせ発表 3連覇を狙う聖光学院は白河実ー日大東北の勝者と初戦/福島
第106回全国高校野球選手権福島大会(7月12日開幕)の組み合わせ抽選会が25日、須賀川市内で行われた。 3連覇を狙う聖光学院の初戦が、白河実-日大東北の勝者に決まった。古宇田烈投手(3年)と昨夏甲子園のマウンドを経験している高野結羽投手(3年)の2本柱に加え、課題の打撃に磨きをかけて頂点を目指す。 秋春準Vの光南や今春センバツ出場の学法石川が対抗馬になりそうだ。光南は左腕エース大越来夢投手(3年)が急成長。最速を140キロ台中盤まで伸ばした。学法石川は投・捕・打の「三刀流」大栄利哉捕手(2年)が勝利の鍵を握る。本職の捕手としては巧みなリードをみせ、昨秋からは投手としても頭角を現した。打者としても4番に座り、ピンチでも動じない冷静さを兼ね備える。好投手を攻略できるかが勝負の分かれ目だ。