【WWE】“筋肉バービー人形”ティファニー・ストラットン、仲間裏切り女子王座獲得
<WWE:スマックダウン大会>◇3日(日本時間4日)◇米アリゾナ州フェニックス・フットプリントセンター 【写真】王者ジャックスにプリティエスト・ムーンサルト・エバーを狙うストラットン “筋肉バービー人形”ティファニー・ストラットンがついに女子最高位王座を手にした。 昨年7月のプレミアムライブ・イベント、マネー・イン・ザ・バンク(MITB)大会の女子ラダー(はしご)戦を制覇し、いつでもどこでも王座挑戦可能な権利証入りブリーフケースをゲット。しかし仲間のナイア・ジャックスがWWE女子王者となった影響で、王座挑戦のチャンスを次々と逃してきた。 同興行の第4試合でジャックスがWWE女子タッグ王者ナオミとの防衛戦に臨んだ。両者の激闘中、セコンド陣も乱闘を展開。コーナートップからジャックスはナオミの切り返しDDTを浴びると、ストラットンはもう1人のレフェリーの手を引っ張りながらリングサイドに姿をみせた。 ストラットンはブリーフケースでナオミを殴打。大ダメージのナオミに対し、バンザイドロップでフォールを奪ったジャックスとともにリングで王座防衛を喜んでいた。その直後だ。コーナートップによじ登ったジャックスの背後からストラットンが裏切りのブリーフケース殴打。敵セコンドのビアンカ・ブレアがKOD(キス・オブ・デス=変形フェイスバスター)でジャックスを大の字にしたところで、ブレアまで排除したストラットンは、ついにキャッシュイン(挑戦権利証行使)。得意のプリティエスト・ムーンサルト・エバー(変形月面水爆)を成功させ、3カウントを奪った。 元体操選手で21年にWWEと契約したストラットンは早くから“筋肉バービー人形”を自称する猛烈アピールで注目され、WWE傘下のNXTで女子王座を獲得。24年2月から昇格すると「ティフィータイム」と言い続け、自身の「時代」が到来することを予告していた。WWEと契約して4年で、最高位王座を腰に巻く存在となった。