「ももクロ・玉井詩織」俳優、サッカーアイドルで躍進! ジャンルを問わない存在感に期待
■内田篤人氏の推しだった!? サッカーメディアの編集者が言う。 「代表戦の内田さんといえば、過去のテレビ朝日系の中継などから、元日向坂46の影山優佳さんとのコンビが定着してきました。影山さんはサッカーファン顔負けの知識を持つことから、玉井さんが視聴者から比べられてしまうのは致し方ないこと。しかし、このことで真面目な性格の玉井さんが悩んだのは自明で、『サッカーファンにまず自分を理解してもらおう』とコメントが約1300字にも膨れ上がったのも納得です。そんなバーレーン戦でのゲスト出演が好評だったのか、以降も玉井さんは11月のインドネシア戦をはじめDAZNのサッカー番組にたびたび登場。内田さんとのコンビも板についてきました」 番組での玉井の立ち居振る舞いについては、ネット上のサッカーファンから「しおりんと一緒に、サッカーを勉強している気持ちになれて楽しい」「影山さんほどの知識はないけど、内田さんのコメントを引き出すのがうまい」などと好意的な声も目立つ。前出の編集者が彼女の魅力的な場面を挙げる。 「『サッカーに詳しいわけではない』と謙虚な姿勢を見せる玉井さんですが、それは影山さんよりも劣るだけで、一般的に見たら十分詳しい。しかし、番組では内田さんから言葉を引き出すために知らないフリをする場面もあるようで、その点はさすがプロといった印象。また、実は玉井さんは内田さんの大ファンで、現役時代の内田さんに人づてでサインをもらったこともあるとか。しかし、それを明かすと立ち位置がブレるため、自分からその話をしないようにしていたようです。結局、番組内で内田から『昔ね、サインを書いたことがあるの』と暴露されてしまいましたが、玉井さんはあえて『多分、たんすの奥にあります』とクールに返し、内田さんとの距離を保っていました」 ■場の空気を読む力も そんなプロ意識の高さを見せる玉井について、芸能評論家の三杉武氏は次のように語る。 「玉井さんといえば、グループ活動では周囲を立てようとする性格から控えめなポジションをとることも多い印象ですが、華もありプロポーションの良さでも知られています。近年の俳優業では『あのクズを殴ってやりたいんだ』のほか、11月にもテレビ東京系ドラマ『それぞれの孤独のグルメ』の第5話にゲスト出演して話題となりました。過去にはNHKドラマ『女子的生活』でメインキャストを務め、お笑いトリオ・東京03や、三宅裕司さんが座長を務める『熱海五郎一座』の舞台にも出演するなど作品のジャンルを問わず存在感を放っており、そのセンスの良さは業界内でも高く評価されています。中学生の時には百人一首の大会で2年連続で学年1位になったり、高校生の時に描いた絵がNHKハート展に展示されたりしたなどのエピソードもありファンの間では天才肌として知られていますが、頭の回転が速く、場の空気を読む力にも長けているため、今後はMC業などでさらなる活躍も期待されます」 俳優のほか、サッカー番組という新たな仕事にも挑戦している玉井。来年30歳を迎える彼女だが、ファンも知らない一面をこれからも見せてくれそうだ。 (小林保子)
小林保子