【フィギュア】櫛田育良、女子SP3位発進「楽しく滑れた…自信持てる」全日本ジュニア
<フィギュアスケート:全日本ジュニア選手権>◇16日◇広島・ひろしんビッグウェーブ◇女子ショートプログラム(SP) 【写真】楽しく滑れた…櫛田育良 昨季の世界ジュニア選手権5位の櫛田育良(いくら、17=木下アカデミー)が64・54点でSP3位発進となった。「大きなミスなくそろえられたことは自信が持てる。フリーは切り替えて、自信を持って最後まで集中して滑り切れたら」と振り返った。 冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプはセカンドジャンプの回転不足などで減点となったものの、続くダブルアクセル(2回転半)、3回転フリップは決めた。長身を生かしたダイナミックで伸びのあるスケーティングで観衆を引き込み、ステップシークエンスやスピンでは全ての要素で最高難度のレベル4を獲得。表現面などを示す演技構成点(PCS)では全体2位の29・47点とした。 「3本のジャンプが終わるまでは緊張していて動きが小さかった」と控えめに振り返りつつ「フリップが終わった後は手拍子が温かくて会場も盛り上がっていたので、自分も楽しく滑れました」とにこやかにうなずいた。 SP1位は大会史上初の4連覇がかかる島田麻央で72・69点。2位には和田薫子が66・40点で続いた。今大会は上位8人が12月の全日本選手権へ推薦される見込みとなっている。 ◆ジュニア女子SPの上位成績 <1>72・69点 島田麻央(木下グループ) <2>66・40点 和田薫子(グランプリ東海クラブ) <3>64・54点 櫛田育良(木下アカデミー) <4>62・58点 河野莉々愛(木下アカデミー) <5>62・52点 中井亜美(TOKIOインカラミ) <6>60・60点 宮崎花凜(MFアカデミー) <7>60・31点 金沢純禾(木下アカデミー) <8>59・06点 村上遥奈(木下アカデミー) <9>58・23点 岡万佑子(木下アカデミー) <10>58・06点 上薗恋奈(LYSインカラミ)