【春季近畿大会】智辯和歌山が完封勝利!センバツ優勝左腕をライバル視する中学日本代表右腕が好投
<春季近畿大会:智辯和歌山4-0滋賀学園◇26日◇1回戦◇明石球場 智辯和歌山が滋賀学園との近畿大会初戦を迎え、4対0で完封勝利。渡邉 颯人投手(2年)が最速141キロの速球、120キロ前半のスライダーのコンビネーションを武器に8回無失点の好投をみせた。 【トーナメント表】春季近畿大会 結果一覧 世田谷西シニア時代はジャイアンツカップで完全試合を達成。さらに中学日本代表を経験した本格派右腕として活躍。同じく日本代表となった佐藤 龍月投手(健大高崎)とは中学時代から仲が良く、遊びに行く関係だったという。選抜決勝戦が練習休みだったこともあり、甲子園球場で観戦した。 「佐藤の投球を甲子園でみて凄いなと思いましたし、遠い存在になったな。同時に悔しさもありました」 入学当初は打力が買われて、二塁手だったが、この冬で投手転向した。 「プロにいくには投手のほうが可能性が高いと思って、中谷監督も同意してくれて、投手1本で勝負することになりました」 最速143キロの速球、多彩な変化球を操る本格派右腕へ成長した。 「佐藤が頑張る姿を見て、自分も甲子園に出場して同じステージに立ちたいと思います」 中学時代は世代屈指の右腕として騒がれた逸材はさらに成長を遂げ、高校でも超高校級右腕を目指す。