2025の年明けはヘッドスパで頭の中も外もスッキリ!?【4選】
メンズ美容の研究家・藤村 岳さん(51歳)がオススメを紹介する連載です。今回は、髪と頭皮に不安を抱えるオヤジ世代の大好物・ヘッドスパを厳選。2025年は、ヘッドスパで煩悩ごとスッキリ始めるのはどうでしょう? 藤村 岳のオヤジ美容道
2025年は、若かりし頃の逞しい毛髪に戻ることを目標に「ヘッドスパ」!
オヤジの皆さま、こんにちは。男性美容研究家の藤村 岳です。世はヘッドスパブームって、ご存知でしたか? 力強い毛髪を望むならば、健康な頭皮という土壌を整えるしかありません。 顔と頭皮に切れ目はなく、一枚皮。目にしやすい顔は毛穴ケアに保湿にと気遣っても、写真でも撮ってもらわないと自分では見えない頭皮はつい、なおざりに。でも、それ間違っています! しっかりケアすれば、きちんと応えてくれます。しかもプロの手に任せれば安心なうえ、極上の心地よさも味わえるというもの。 そこで今回は、特色のある特別に気持ちい~い♡ヘッドスパを取り揃えてみました。定期的に受ければ、若かりし頃の逞しい毛髪に戻れるかも⁉
● 藤村 岳(ふじむら・がく)
男性美容研究家・エッセイスト。1973年生まれ。雑誌・書籍の編集者として、生活情報に携わる中、男性が読む美容記事を、美容ライターという毎日ヒゲを剃らない女性が書くことに違和感を覚え、独立。テレビやラジオ番組のほか、講演・イベントにも出演。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』『男の身だしなみ100の基本』。
【1】 専用ヘルメットで加圧←→減圧。ケタ外れの吸引力で“老化脂”を毛穴からオフ
頭頭脳と書いて「ととのう」と読ませる「頭頭脳プログラム」。こちらのウリは何といっても「IMPREG(=真空含浸装置)」にあります。頭部に専用のキャップをピタリと被せまして、真空圧で毛根に溜まった老化脂を吸引。キャップの中の酸素濃度を1500ppmに上げ、マイナス60mmhg(ミリ水銀)の真空状態に減圧することで、シャンプーやヘッドスパ、ジェットピーリングなどでは落とせなかった老化脂をオフします。
一度体験いたしましたが、あまりの吸いっぷりに最初は正直、驚きました。でも、そのうちにすぐ吸引力のトリコになりまして、もっともっとという気持ちになるから、あら不思議。というのも、絶妙な加圧と減圧を繰り返すことで普段、あまり刺激を与えられることがない頭皮に筋トレをさせているようになるんですよね。単に刺激が強いというだけでなく、血流がアップすることで毛根にしっかり酸素が届けられるというのだからうれしい。 しかも、毛穴がすっかりリフレッシュしたあとに頭皮表面だけでなく、毛根深部に狙いを定めて医薬部外品の育毛剤を加圧しながら噴霧するという、オヤジにとって誠に願ったり叶ったりなプログラムなのです。こちらは担当者の技術に依存しないというところがむしろ画期的。これなら当たり外れに一喜一憂するということもないんです。