“ぴよりん”期間限定の高速バスになる 「名古屋~東京」間を運行 初日は1人“1ぴよ”のお土産も!
思わぬ形で“ぴよりんチャレンジ”状態となったマリアさん。パーキングエリアに到着しましたが…残念ながら“ぴよりんチャレンジ”失敗。前のめりに倒れてしまっていました。 形は崩れてしまいましたが、マリアさんは、それでも失われない“ぴよりん”のかわいさを気に入った様子。もちろん味も大満足! 一口食べるごとに小さくなる“ぴよりん”の体を惜しみながらも完食しました。
こうして約5時間の旅路もついに終了し、東京駅に到着しました。 “ぴよりんバス”は2025年3月31日まで運行予定です。
2度の転機で大ヒット商品に! “ぴよりん”の歴史を振り返る
高速バスともコラボするほど大人気となった“ぴよりん”ですが、ここでその歴史を振り返ってみましょう。 みなさんは、“ぴよりん”の前身となるスイーツがあったことをご存じでしょうか。そのスイーツとは、シャチの形をしたシュークリーム「シャチボン」です。 2000年から2011年まで販売していて、人気はあったものの、取扱店が閉店したことから販売休止になってしまいました。2022年には11年ぶりに復活しましたが再び休止に。シャチボンは「自分を見つめ直すため大きな旅立ちを決意した」「アイルビーバック」という言葉を残しています。
その後、2011年に誕生したのが“ぴよりん”なのですが、販売開始からしばらくは1日に数個しか売れませんでした。 そんな“ぴよりん”に2回の転機が訪れます。 1回目の転機は2019年。崩さずに持ち帰ることができるかを挑戦する“ぴよりんチャレンジ”を、購入した人がハッシュタグをつけて自発的に投稿したことがきかっけで、SNSで話題になりました。 2回目の転機は2021年に訪れます。藤井七冠が対局のおやつで“ぴよりんアイス”を食べたことから爆発的な人気となり、今では年間100万個を販売する超人気スイーツにまで成長したのです。 高速バスで東京まで走ることになった“ぴよりん”。観光特使として名古屋の魅力を発信してくれることでしょう。