R-1王者・三浦マイルドがXアカウントを削除 芸人仲間から“お願い”「SNSやめましょう」
関西テレビ『マルコポロリ!』で公開削除
2013年R-1王者の三浦マイルドが3日、関西テレビ『マルコポロリ!』(日曜午後1時59分)に出演。酒に酔った上での暴言投稿でやらかしてきたが、”諸悪の根源”であるX(旧ツイッター)のアカウントをエンディングで公開削除した。 【写真】「ママきれい」「パパにそっくり」 R-1王者が公開した両親の顔出しショット 芸人仲間も認めるネタのクオリティーながら不遇生活を強いられる三浦の“未来を考えよう”という企画。今年2月に故郷・広島に拠点を移して以降、ネタ動画がバズるなど追い風が吹いている元王者が覚悟を決めた。 15年には「クソバカが権力もった思って、しょうもない事しやがって」などと吉本関係者へ向けたと思われる暴言を午前4時台に投稿。23年には広島吉本を名指しし、「逆恨み」としつつ、寄席に呼ばれなかったことで母親の病気に気づけなかったとするポストも。「お酒飲むからダメなんですよね」と歯止めが効かなくなり、周囲から心配されていた。 MC・東野幸治から「皆さん、おっしゃってましたよ。XとかSNSやめましょうって。それはどうですか、ご自身。聞いてて」と問われると、三浦は「そうですね。削除します」と決意を明かした。その場でズボンの左ポケットからスマホを取り出すと、東野は「皆さん、集まってください」と出演者を呼び寄せた。中心に立った三浦は「じゃあ“(アカウントを)削除する”押します」と手続きを進め、「完全に消えました」と画面を公開。拍手が起こった。 後輩や同期からの愛ある厳しいゲキに応えた。VTR出演したミキは駆け出し時代のサポートを今でも感謝しつつ、昴生は「ツイッター(X)やめろ!」と発言。「広島の方にお世話になるんだから、何でケンカ腰で行くの?」とし、「ネタあんなに面白いねんから。おもろいのに、見てたらXがちらついておもんなくなんねん」と告白。「スタジオでアカウント消せ!」と要求し、亜生も「今」と続いた。昴生は「東野さん、Xやめさしてください」と三浦を思うがゆえに頭を下げた。 19年のブレーク時には、三浦が嫉妬を爆発させた同期でピン芸人のライバル・おいでやす小田も同様のコメントを寄せた。「力はある人なので。それは僕が誰よりも分かってるんで。それ以外のことです。彼が問題あるのは」と口にすると、「Xやめたら?」と直言した。後輩思いのいじりやすい三浦だけに、「後輩がいじりづらくなってきてると思います」と指摘。再びネタで競い合う日を願った。 なお、ななまがりから要請された今年のR-1再挑戦について、三浦は「考えてないんですけど」とあっさり否定。「新ネタは作って行こうと」と考えを明かした。しかし、周囲からの強烈な“圧”を受け「1回、持って帰らせてもらいます」と保留に訂正。ほんこんは「芸人はノリでやれや!」と納得いかない様子だった。 また、経歴を振り返る企画では、これまでの苦しい生活を明かした。R-1優勝翌年の14年に東京進出するも仕事に恵まれず。上京2週間後に“東南アジア住みます芸人”の打診を受けたという。17年にR-1決勝に2度目の進出という偉業を果たすもイマイチ。 当時、大阪凱旋ライブを企画するも、新幹線代が出ず、“青春18きっぷ”を使い、始発の普通列車に乗って東京・大阪間を移動したという。23年には「今まで何千円かっていうときはありましたけども、ゼロはなかったんですよ」と地獄を初めて経験。今年、心機一転、母の介護を兼ねて広島に移住した。
ENCOUNT編集部