22歳大学生ですが、親から「仕送り」をもらっています。親の誕生日に3000円程度でも”プレゼント”を贈った方がいいですか?
親元を離れて暮らす大学生だと、親から仕送りをもらって生活していることもあるでしょう。実家から出ると、親のありがたみを痛感する機会も多いため、親の誕生日に「プレゼントを贈りたい」と考えるようになるかもしれません。 しかし、自分で稼いだお金で購入するならまだしも、仕送りをもらっている身であるにもかかわらずプレゼントを購入して贈っても喜んでもらえるのか、疑問に感じる人もいるでしょう。 本記事では、親が子どもに仕送りをする目的を踏まえたうえで、子どもから親にプレゼントを贈る場合の金額についてご紹介します。
親へのプレゼントの購入金額は?
株式会社文藝春秋が実施した「親へのプレゼント」に関する調査の結果によると、20代男性の73.6%、20代女性の88.6%が「直近1年以内にプレゼントしたことがある」「直近1年以内ではないがプレゼントしたことがある」と答えています。 プレゼントシーンで最も多いものが「誕生日」の57.1%で「母の日」や「父の日」「普段のお礼」としてプレゼントを贈っている人もいるようです。プレゼントの購入金額については表1のようになっています。 表1
※株式会社文藝春秋「親へのプレゼントに関する調査」を基に筆者作成 男性・女性ともに最も多かったのは「3000~5000円未満」で、2万円を超える高価なプレゼントを贈っている人の割合はあまり多くないことが分かります。
親が子どもに仕送りをする理由を考えることが大切
両親へ誕生日プレゼントを検討するにあたって、親が子どもに仕送りをする理由や希望する使い道について確認しておきましょう。 株式会社AlbaLinkが実施した「子どもへの仕送りに関する意識調査」によると、子どもへ仕送りをする理由は「学業に専念してもらうため」「生活に困らないように」が上位を占めています。 また、仕送りの使い道については「食費」や「家賃」「光熱費」を挙げている人が多いということです。
親へのプレゼントは無理のないものが望ましい
親が学生の子どもに対して仕送りをするのは「お金の心配をせずに学生生活を送ってほしい」と願う親心によるものであると考えられます。そのため、あまり高価なプレゼントを贈ると逆に心配してしまったり、素直に喜びにくかったりする可能性もあるでしょう。 仕送りをもらっているうちは無理のない範囲でのプレゼントを用意するか、実家に顔を見せて家のことを手伝うなど、お金のかからない親孝行をした方が喜ばれるかもしれません。また、アルバイトをしている場合は、アルバイトで貯めたお金でプレゼントを買うことも一つの方法でしょう。