テレ朝「視聴率W3冠」濃厚 惨敗の日テレ“最大のヤラカシ”は水曜ドラマの廃枠 “出戻り”話も急浮上
■視聴率40%も!「水曜ドラマ」枠で生まれたヒット作
最高世帯視聴率40.0%を記録した松嶋菜々子(51)主演の『家政婦のミタ』(2011年)、杏(38)主演の『花咲舞が黙ってない』(2014年)、篠原涼子(51)主演の『ハケンの品格』(2007年/2020年)、戸田恵梨香(36)と永野芽郁(25)ダブル主演の『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(2021年)などのヒット作も「水曜ドラマ」枠のドラマだ。 「岡田将生さん(35)との電撃結婚が話題の高畑充希さん(32)主演の『過保護のカホコ』や『同期のサクラ』も『水曜ドラマ』です。ただ、フジテレビが22年の4月クールに同じ水曜22時台にドラマ枠を新設。これを嫌って日テレがドラマ枠を土曜21時台に移したとも言われていますね。 フジはドラマに強いですし、“食われてしまうのではないか”と日テレ上層部が恐れたのかもしれませんね。結果、日テレは土曜21時台と22時台とドラマを並べて、惨敗を喫することになってしまったのですが。それに『水曜ドラマ』枠でスタートした『世界頂グルメ』の数字も振るっていないんですよね。 そんななかにあって、“土曜21時台のドラマ枠を元の水曜22時台に戻す”という話も浮上しているそう。外野からすれば“少し前に伝統のドラマ枠をなくしておいてウソでしょ”と思ってしまう二転三転ぶりに感じられますが、そんな話が出るということは、日テレ上層部もドラマ枠の移動は“失敗だった”と認識しているんでしょうね。 『世界の果てまでイッテQ!』を筆頭に、バラエティ番組の多くは相変わらず高いコア視聴率を取っている日テレですが、世帯視聴率と個人視聴率に関しては、ついにテレ朝にすべて持っていかれることになりそうな気配ですね……」(前出の広告代理店関係者) 夏の恒例チャリティー番組『24時間テレビ』にも冷ややかな目が向けられる日本テレビだが、ドラマ、そして視聴率においても苦境に立たされているようだ――。
ピンズバNEWS編集部