負債額は約3000万円:加茂市でアプリ開発などを手掛ける企業が事業停止【新潟】
加茂市のアプリ開発などを運営する企業が、11月25日に事業を停止し自己破産を申告する見通しだということがわかりました。 民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、加茂市のアプリ開発や土産物店を運営する『K-walk』は、2021年2月に設立され、アプリ開発などのデジタル関連の事業を手掛けるほか、土産物店「Koite」や加茂市の指定管理者として市所有の商業施設の運営も担っていました。 2023年にはオフラインで利用できる生成AIを開発し、加茂市役所などで試験的に導入を開始するなど、各方面からの引き合いがあったということです。しかし、設立から3年と業歴が浅く、土産物店の運営を中心として採算が取れず経営を圧迫し資金繰りが悪化、業況改善が困難なことから自力再建を断念したということです。 11月25日に事業を停止、事後処理を弁護士に一任し、今後自己破産を申告する見通しだということです。負債額は、2023年12月決算期末時点で約3000万円とみられています。