奈良・葛城山のススキ秋風に揺られ登山客ら和ませる
奈良・葛城山のススキ秋風に揺られ登山客ら和ませる 撮影・編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪
3日の近畿地方は、朝からどんよりとした雲が広がり、場所によっては雨が降っている。気温の方は、大阪市内では同日午前11時までに最高気温27.5度を観測、湿度も70%台後半(大阪管区気象台調べ)と、少し蒸し暑い。そんな天気の中、大阪府千早赤阪村と奈良県御所市との境にある葛城山山頂付近では、ススキが見ごろを迎えている。
葛城山の標高は標高は959.2メートル。登山を楽しむ人もいれば、御所市の葛城登山口駅からロープウェイで山頂近くまで行き、そこから歩いてのぼる人も多く、今月に入っても山頂では家族連れらの楽しい声が響きわたっているという。 ロープウェイで来たという夫婦は「葛城山へ来たのは中学3年生以来。山頂にきたらなんか懐かしい感じがしますわ」とうれしそうに話していた。 同気象台によると、あす4日の近畿地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇りとなるが、午後は高気圧に覆われ晴れる予報だという。