Windows 11のアプデで検索が賢くなる! AI機能も実用的なものが続々登場
Copilot+ PC向けのWindows 11新機能
Windows検索が改善 まずは検索機能の改善です。 これまでファイル名を覚えてスペルも間違えないように検索していたものも自然言語での検索が対応し、これまで以上に簡単に見つけられるようになります。 これには、写真やドキュメント、設定にも対応しており、上記画像のように「BBQ パーティー」と検索してバーベキューのときの写真が出てくる、といったことが可能になります。あるいは、設定についてもすべて覚えなくても簡単に該当する項目を見つけられるようになるそうです。 まずはエクスプローラー内の検索に対応し、その後Windows検索や設定にも拡張されるとのこと。 スクショして後から検索「リコール」 今年5月に発表された「リコール」機能は、PCが自動でPCのスクリーンショットを撮影して、PC上で以前に見たものを簡単に検索できるというもの。 自動でスクショを保存するということからセキュリティやプライバシーの懸念からリリースが遅れていましたが、その後ユーザーデータの安全性やセキュリティ面を改善しました。 オプトイン設定や機密情報フィルターをかけるなども行なうとのこと。 クリックして実行「Click to Do」 「Click to Do」は、PCの画面上に表示している画像やテキストからクイックアクションで次に何をするか提案してくれるという機能です。 たとえば、表示しているテキストから「文章を要約する」、「選択したURLをブラウザで開く」、「メールアドレスを検出してメールアプリを開く」といったことができるのです。 画像では、「Bingの画像検索にかける」、「画像の背景をぼかす」「画像内の対象を削除」などのアクションを実行できます。 こちらのサンプルでもわかるとおり、それぞれの文脈や対象に応じて必要なアプリを理解してアクションの提案をしてくれるというもののようです。 フォトアプリで「スーパー解像度」変換 こちらはWidnowsの標準フォトアプリで低解像度の写真を高品質な画像に簡単に変換できるというAIアップスケーリング機能です。写真編集アプリなどで使える機能が標準アプリで使えるというのはかなり良いと思います。 上記のデモ画像のように、画像の上でビフォーアフターを見られ、右にあるスライダーを動かすだけでどれくらい解像度を上げるがを調整できます。この機能では最大8倍までサイズを上げられるとのことで、ディテールも保持するような性能も持っているようです。 ペイントでの「生成塗りつぶし」と「生成消去」 こちらも写真編集アプリであるような機能であったり、あるいはGoogleの「消しゴムマジック」ような機能です。 この機能は、ペイントアプリで画像を開き、ブラシで画像内の対象を選択します。そこから選択したものを違和感なく削除したり、別のものに置き換えるといったことが可能になります。 さて、これらのCopilot+ PC向けのWindows 11新機能はWindows Insider向けに11月1日から段階的にリリースされていくようです。 また、「リコール」機能については、Snapdragon搭載PCではWindows Insider向けに10月にリリースされるとのことです。 source: Microsoft 1, 2, 3 YouTube 1, 2
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