「これでやせ体質に!?」運動習慣がなくても効果的なNEAT(ニート)で太りにくい体になる
「運動しないといけない」とわかっていても、仕事や家事、育児などに追われ、時間がとれない…!そんな忙しい人にこそおすすめなのが、近年注目されている「NEAT(ニート)トレーニング」。その全貌を紹介している『NHKあさイチ 仕事や家事の合間に効率よく! ラクやせ時短筋トレ』がいま、話題になっています。 【画像】これならどこでも実践OK!「座る」「立つ」などいつもの動作にひと工夫でやせやすい体をつくるコツ
■運動しないままだと「やせにくい体」まっしぐら!? 筋トレは健康的なスタイルを作るためには欠かせないものですが、「ダイエットしなきゃ」「体を細くしたい」という場合、「筋トレをすると、体型がガッシリしてしまいそう」と躊躇する人も多いかもしれません。
しかし、トレーニングの負荷を大きくしたり、実践回数を増やしたりしない限り、ボディービルダーのような体型になることはないのです。 逆に、ある程度の筋肉をつければ、何もしなくても消費される「基礎代謝」が向上するため、筋トレはダイエットやスタイルを良くしたい人にこそおすすめ。 通常、幼少期から 20歳ごろまでは、年齢を重ねるにつれて筋肉の量は増え、筋繊維が太く長くなっていきますが、それを境に少しずつ筋肉の量は減っていき、30~50代であまり運動しないで過ごすと、急激に減少。 いわゆる“やせにくい体”になってしまいます。
■運動習慣がない人にこそおすすめの「NEAT」ってなに? とはいえ、いままで運動習慣がなかった人に「今日から筋トレをしましょう」と言っても、何から始めていいのかわかりませんよね? そんな人におすすめなのが「NEAT(ニート)トレーニング」。これは、Non-Exercise Activities Thermogenesisの略で、日本語では「非運動性熱産生」と呼ばれます。ようは、運動以外の行動で消費されるエネルギーのこと。
【人間のエネルギー消費の内訳】 ・基礎代謝(生命を維持するために必要エネルギー) ・食事の消化に必要なエネルギー ・運動で消費するエネルギー ・NEAT(運動以外の活動で消費するエネルギー) 基礎代謝や食事を消化するためのエネルギー消費はあまり変えることができませんが、運動やNEATは生活習慣次第で変化させることが可能。つまり、やせるためには「運動+NEAT」のエネルギー消費の総量を増やす必要があるのです。運動する時間を確保できない人は、NEATを増やす工夫をしてみてください。具体的には以下のような行動が挙げられます。 ・電車やバスで座らない ・家事をテキパキ行う ・エスカレーターではなく、階段を使う ・通勤バッグを少し重ためにする ・イスから立ち上がるときに屈伸する ・よく噛んで食べる