26歳レフティがPGAツアー2試合目で初V王手 今季下部ツアーで3勝
米男子ツアーのブラック・デザート選手権は12日、米ユタ州のブラック・デザート・リゾートGC(7,371ヤード・パー71)で第3ラウンドが行われ、2打差4位タイからスタートしたマット・マッカーティ(米)が1イーグル、7バーディ、2ボギーの「64」を叩き出し、通算19アンダーでツアー初優勝に王手をかけた。 アリゾナ州スコッツデール出身のマッカーティは今季下部ツアーでプレーし、7月のプライス・カッター・チャリティ選手権、8月のピナクル・バンク選手権とアルバートソンズ・ボイジー・オープンで優勝。年間3勝(スリー・ビクトリー・プロモーション)を挙げてレギュラーツアーに自動昇格を果たした。 「(下部ツアーで)シンプルに勝ち方を学んだ。そこで優勝争いができた経験は今日僕が感じたこととよく似ていると思うし、正直なところ少し落ち着いた気分でプレーすることができた」 PGAツアーメンバーとしてレギュラーツアーに出場するのはこれが2試合目。スリー・ビクトリー・プロモーションとレギュラーツアー制覇を同一シーズンに達成すれば、2005年のジェイソン・ゴア(米)以来2人目の快挙となる。「明日がとても楽しみ」と話す26歳のレフティはこのまま逃げ切れるだろうか。