マツダ2代目「アクセラ」が166万円~登場。先進技術で燃費も重視した“エコ・スポーツ”をアピール【今日は何の日?6月11日】
●マツダの先進技術SKYACTIVも追加採用
2代目アクセラは、2011年8月のマイナーチェンジでさらなる燃費と性能の向上を目指し、SKYACTIV技術を採用。SKYACTIVは、同年6月に採用された3代目「デミオ」に続いて第2弾となる。SKYACTIVは、当時注目されていたハイブリッドなどの電動化技術に対抗し、マツダがエンジン車で世界一のクルマを目指して開発した独自技術である。 アクセラで採用されたSKYACTIVE技術は、ガソリンエンジンの高効率化を図った“SKYACTIV-G 2.0”と、高効率オートマチックトランスミッション“SKYACTIV-DRIVE”だ。当時のガソリンエンジンの圧縮比は12程度が限界だったが、“SKYACTIV-G”は直噴化、燃焼室形状や排気系の最適化などで圧縮比14という驚異的な高圧縮比を達成。さらに、ロックアップ領域を広げることにより、伝達効率を向上させた“SKYACTIV-DRIVE”を組み合わることにより、20km/L(10-15モード)の低燃費と高出力の両立が実現されたのだ。 ・・・・・・ 初代アクセラはスポーティな走りが特徴だったが、2000年頃から燃費競争が激化するようになったため、それに対応するようにアクセラも燃費を重視したモデルへと変貌したのが2代目の特徴。世界的に拡がったCO2(燃費)規制によって、クルマに求められる潮流が大きく変わったタイミングだったのだ。 毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。
竹村 純
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