元リヴァプールGKカリウスに現役復帰のチャンス到来 ドイツ2部シャルケが獲得を検討
2018年CL決勝で致命的ミス
ドイツのシャルケがかつてリヴァプールなどに在籍していたロリス・カリウスの獲得を検討しているようだ。 18歳が値千金の決勝弾!トッテナムが敵地でリヴァプールを撃破 カリウスは、マインツでプロデビューを果たした後、2016年5月にリヴァプールに移籍。2017-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝では先発出場したが、その試合で2度の決定的ミスを犯して2失点し、戦犯として激しい批判に晒された。その後、ベシクタシュやウニオン・ベルリン、さらにニューカッスルでもプレイしていたが、昨年夏にニューカッスルを退団して以降は無所属となっていた。 ドイツ紙『Bild』によると、シャルケでは控えゴールキーパーのトルベン・ホフマンがブンデスリーガ2部のアイントラハト・ブラウンシュバイクに移籍する可能性があり、この移籍話が実現した場合、ホフマンの後継候補としてカリウスをリストアップしているようだ。 シャルケは1904年創立のクラブで、ブンデスリーガの前身にあたるドイツ選手権で優勝7回、DFBポカール優勝5回、UEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)優勝1回を数えるドイツ屈指の名門。さらに、元日本代表DF内田篤人氏も2010年7月から約7年間にわたりシャルケに在籍し、2010-11シーズンのCLでは内田氏らの活躍によってクラブ史上初となるベスト4進出なども達成している。 しかし、近年のシャルケはクラブ財政の悪化により低迷している。2019-20シーズンにブンデスリーガ2部へ降格となり、今シーズンもここまで13位と厳しい戦いが続いている。
構成/ザ・ワールド編集部