超党派の助言機関設置表明 ハリス氏、共和に支持訴え
【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補ハリス副大統領は11日、自身が当選した場合、大統領に政策を助言する超党派の機関を設置する方針を表明した。異なる意見にも耳を傾ける姿勢をアピールし、共和党候補トランプ前大統領に批判的な共和党員に支持を訴えた。西部アリゾナ州スコッツデールでの集会で述べた。 ハリス氏は「世界最強の民主主義国家であり続けるためには、健全な二大政党制が必要だ」と指摘。新政権が政策を進める際、超党派の機関に意見を仰ぐと説明した。共和党員を閣僚に起用する考えも改めて示した。