リヴァプール批判に薬物吸引疑惑も…物議のプレミア審判員に協会が新たな声明「非常に真剣に受け止めている」
プレミアリーグのプロ審判協会であるPGMOL(プロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド)は、出場停止中のデイビッド・クート審判員について声明を発表した。 【順位表:プレミアリーグ】 2018年からプレミアリーグの審判員を務めているクート氏だが、現在様々な疑惑が浮上している。2020年7月の動画としてリヴァプールとその前監督であるユルゲン・クロップ氏を侮辱したとされる映像がSNSで拡散されると、さらにEURO2024期間中とされる映像ではホテルの部屋で“白い粉”を吸引しているような姿も確認されている。PGMOLはリヴァプールに関する動画が広まった段階でクート氏に出場停止処分を課したが、審判員に関するこうした疑惑は現地で大きな注目を集めている。 そしてPGMOLは現在もクート氏に関して調査中であると新たな声明を発表。その上で、審判員の健康面にも配慮していることを強調した。 「我々は内部手続きに従い、進行中かつ完全で徹底的な調査の一環として、デイビッド・クートの行為に関する疑惑を非常に真剣に受け止めている」 「デイビッドは出場停止のままであるが、彼の福利厚生は我々にとって引き続き重要だ。彼自身も利用可能なサポートネットワークのすべてを認識している」 特定のクラブを批判した疑惑に加え、薬物を摂取した疑惑も浮上したクート氏。現地メディアの間では、今後数週間以内に調査が完了し、その結果が発表される可能性が高いとも伝えられている。