名作映画『砂の器』公開50周年。 物語の舞台は、『VIVANT』のロケ地にもなった島根県奥出雲町
映画やドラマによる地域活性化は作品、撮影隊、ロケを受け入れる人たちの共同創造だが、なかでも地域の人たちの熱意によるところは大きい。(そんな功績が評価され、島根県は『VIVANT』とのタッグで2024年に第14回ロケーションジャパン大賞準グランプリを受賞している)
奥出雲町はこれからが本格的な紅葉の季節。木次線に乗り(もちろん車でもOK)、神話やたたら製鉄発祥の地が持つ歴史と豊かな自然を全身に感じ、おいしい仁多米やお蕎麦を食し、ロケ地にもなった棚田の風景や鉄師の旧家を見て回るなど奥出雲の秋を満喫してほしい。
(取材・文/ロケーションジャパンアドバイザー 荒木さと子)